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コラム記事

ハンガーラック

DIYで理想の収納を!押入れをクローゼットに改造

押入れをクローゼットに改造するDIYアイデアを紹介。おしゃれで機能的な理想の収納スペースを手に入れよう!

押入れ改造のための基本ポイント

押入れ寸法
一般的な押入れのサイズ

押入れの一般的なサイズは、間口が165~180cm、高さが上段90~100cm、下段65~75cm、奥行きが80~90cmくらいです。
さらにその上に枕棚がつくか、外側からも使える天袋がつきます。住宅の造りや間取りによって異なるので、正確なサイズは実際にメジャーで測りましょう

 

押入れの現状を知る

まずは押入れの現状を確認するために、中身を一度全て出してしっかり掃除をしましょう。その際、押入れ内の湿気やカビの有無もチェックしてください。湿気やカビでダメージがある場合は、専用のクリーナーや除湿剤を使って対策します。
古い押入れの場合は、木材の劣化や金具の錆びにも注意が必要です。これらの点を踏まえて、どのくらいのスペースを活用できるのかを見極め、計画を立てていきます。
奥行きが深すぎて取り出しにくい、棚の位置が合わない、などの問題点を洗い出し、それに対する解決策を考えることが第一歩となります。

 

完成図は具体的に描く

クローゼットにどのような機能を持たせたいか、どのようなスタイルにしたいかを明確にしましょう。コストを抑えるためのアイデアとして、既存の家具や棚をリサイクルするのも一案です。
また、改造する際には、持ち物の見直しもしてみましょう。押入れの奥には、使わないけど取り敢えずとっておいているものも眠っているはず…。この機会に本当に必要なものだけを残し、より効率的な収納スペースを作りましょう!

 

DIYで挑戦!押入れをクローゼットにリフォーム

押入れ改造
押入れの解体

クローゼット化最初のステップは、中央の仕切り板の解体です。バールや釘抜きで釘を抜き、棚板をのこぎりで切断します。破壊するのではなく、後の再利用や修復を考えて慎重に取り外しましょう。

 

補修で土台強化

解体後には壁や床面を確認し、必要に応じて補強・補修を行います。壁に亀裂がある場合は、パテで埋めるなどの修理を行い、安定した土台を作ります。
押入れの内部の状況をしっかりと把握し、問題の根本を解決することが大切です。補修は押入れの寿命を延ばすだけでなく、次に行う改造作業の基盤をしっかりと整えることにもつながります。

 

床の構造と湿気対策

押入れの床は布団の収納用に作られているため、不安定な場合は補強材を追加してしっかりと支えるようにしましょう。衣類を多く収納する場合は床が沈んでしまうことがないよう、しっかりとした基盤を作ることが重要です。
また空気の逃げ場がないため湿気が溜まりやすく、カビや結露の原因になってしまします。壁や床に断熱材を入れるなど、必要に応じて対策します

 

扉で部屋の雰囲気アップ

押入れの扉を交換することで、部屋全体の印象を変えることができます。クローゼット用の扉は大きく分けて「折れ戸」「引き戸」「開き戸」の3種類があります。部屋のスペースに合わせて選びましょう。
扉に鏡を取り付けるのもおすすめ。コーディネートチェックだけでなく、部屋が広く見える効果も期待できます。

 

クローゼット化のポイントとアイデア集

収納アイデア例
ハンガーパイプの取り付け

まずはクローゼット化に欠かせない、ハンガーパイプを取り付けます。取り付け位置を決める際には、天井からの高さやパイプの耐荷重を確認しましょう。
ビスはしっかりと固定し、パイプが水平になるように調整します。設置後は、実際に洋服を掛けて耐久性を確認し、必要であれば補強を行ってください。
取り付け位置を工夫することで、上部、下部にも収納スペースを確保し、靴やその他の小物も収納できるようになります。

 

棚の配置とアイデア

収納棚を入れる際は、事前に奥行きや幅を確認し、配置を決めておきます。高さが調整できる可動棚を使うと、収納するアイテムに応じたレイアウトが可能になります。
引き出し式とオープン部分を使い分けるなど、自分流のスタイルを試行錯誤してみましょう。オープンな棚には、季節に応じたデコレーションや観葉植物を置いて、インテリアの一部として楽しむこともできます。

 

小物収納術

小物は引き出しやバスケットを活用して整理するのがおすすめです。ラベルを付けて分類することで、より効率的な収納が可能になります。
バスケットの色や素材を統一することで、クローゼット全体の見た目がすっきりとします。さらに、引き出しには仕切りを設けることで、細かいアイテムの整理整頓がしやすくなります。

 

スペースを最大限に使おう!

限られたスペースの活用に、フックや吊り下げ式の収納取り外しできる突っ張り式の仕切りを利用るすのも有効です。ハンガーポールより上の天井付近のスペースに棚を設け、季節外れの衣類や使用頻度の低いものを収納することで、収納力もアップします。
収納術は創意工夫がカギとなるため、自分だけのユニークなアイデアを取り入れてみてください。

 

おしゃれをプラスするDIYデコレーション

クローゼットの内部や扉に、ステッカーやウォールペーパーで装飾を施せば、個性的な雰囲気を演出できます。内部に照明を取り入れるのも、見た目が大きく変わり、服を探すのにも便利でおすすめです。
デコレーションは自分の好みやスタイルに合わせ、自由にアレンジを楽しみましょう。

 

改造後のメンテナンス

湿気対策
定期的なメンテナンスで快適空間

押入れをクローゼットに改造した後も、定期的なメンテナンスが必要です。一年に一度は全ての物を取り出して掃除を行いましょう。カビや湿気の発生を防ぐためにも、空気の入れ替えをしておくことが大切です。
また、収納アイテムの見直しや配置の変更も定期的に行うと良いでしょう。防虫剤や除湿剤を活用することで、クローゼット内の環境を快適に保つことができます。

 

湿気対策と防虫対策

湿気対策は、クローゼットを快適に保つための重要なステップです。湿気が溜まりやすいクローゼット内では、除湿剤を定期的に交換することをおすすめします。
定期的な換気を行い、空気の循環を促して湿気を溜め込まない環境を作り出しましょう。さらに天然の防虫剤を利用することで、衣類を虫から守りながら、清潔なクローゼット環境を保つことが可能です。

 

プラシャッターで、ワンランク上のクローゼットに

プラシャッターとは

石黒製作所のプラシャッターは、屋内での使用を前提とした軽量型のプラスチック製シャッターです。オーダーメイドなので、押入れの扉や内部の収納にジャストサイズでフィット。
横開き、縦開き、両開きに対応していて、カラーバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気に合わせて選択できます。

プラシャッター施工例

 

プラシャッターを使って無駄のない収納

プラシャッターはプラスチック製なので軽く、開閉がスムーズで音も静かです。開き戸ののオープンスペースや引き違い扉のクローズゾーンのように、無駄なスペースが発生しないので、効率的に収納場所を確保できます。
扉の前にものを置いても開閉の邪魔をしないので、狭い空間の収納確保に最適です。
プラシャッター解説

プラシャッター式クローゼット

プラシャッター導入例

後付けもOK!プラシャッター施工方法

プラシャッターの構造は、実は単純。レールをビスで取り付けたあと、「スラット」と呼ばれるシャッター本体部分を差し込むだけ。レールには「埋め込みタイプ」と「面付けタイプ」があり、面付けタイプは後付けOKなので、自分で取り付け可能です。詳しくはYouTube動画でご案内しております。

 

まとめ

整頓されたクローゼット

押入れをクローゼットに改造するDIY方法やアイデアを紹介してきました。作業はちょっと大変ですが、理想の収納スペースで快適な生活を送るため、ぜひチャレンジしてみてください!

 

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