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コラム記事

オフィスデスク周り

職場の美観を保つ!オフィス配線整理あれこれ

効率的な配線整理で美しいオフィスを実現。オフィスの美観を改善する配線整理術を紹介!

綺麗なオフィス

■景観の改善

オフィスの第一印象は、クライアントや来客にとって非常に重要です。配線が散乱していると、どうしても雑然とした印象を与えがちです。整理整頓された配線は、視覚的にもすっきりとし、プロフェッショナルなイメージを高めます。また、配線が整理されていることで、清掃の際にも手間が省け、オフィス全体の衛生管理が向上します。

ごちゃごちゃの配線

■事故のリスクを防ぐ

配線が整理されていないと、最も懸念されるのは安全性です。タコ足配線は電力過負荷を引き起こし、火災の原因になることがあります。特に多くの電子機器を使用するオフィスでは、配線の整理と電力管理が不可欠です。適切な配線整理を行うことで、安全性を確保し、事故のリスクを最小限に抑えることができます。さらに、配線の整理は、緊急時の迅速な対応を可能にし、企業全体の安全基準を向上させる一助となります。

■思わぬ事態を予防

ケーブルが絡まり合っていると、火災や感電のリスクが増すだけでなく、思わぬ事故を誘発する可能性があります。例えば、足が引っかかって転倒する、機器が誤作動を起こすなど、日常的な業務に支障をきたすこともあります。これらのリスクは、ビジネス運営に直接的な悪影響を及ぼし、最悪の場合、業務停止を引き起こすことも考えられます。また、配線が複雑になると、故障時の原因特定が困難になり、復旧に多くの時間を要します。

■現状の配線状況を把握する

まずは現状の配線状況を確認することから始めましょう。どの機器にどのケーブルが接続されているかを明確にすることで、無駄なケーブルを取り除き、必要な配線のみを残すことができます。配線の状況を写真や図で記録しておくと、後から見返した際に便利です。

■必要なケーブルと設備の選定

配置の際は、オフィスのレイアウトに合わせた配線計画を立てましょう。ワイヤレスやマルチタップの活用により、必要な配線を最小限に抑える工夫も可能です。また、長期的な視点で機器のアップグレードや増設を考慮することで、配線整理の効果を最大化できます。

■電気容量を計算

配線をまとめる際は、コンセントの電気容量の許容範囲内であるか、忘れずに計算しましょう。使用するすべての機器の電力消費量を確認し、過負荷を避けるようにします。不足する場合はコンセントの増設が必要です。電力管理を徹底することで、長期間にわたり安全で安定したオフィス環境を維持することができます。

■ケーブルホルダーの活用

ケーブルホルダーやバンドを使用することで、簡単きれいにまとめることができます。工事が不要で、一番手軽な方法です。ケーブルホルダーには様々な種類があるので、環境に合ったものを選びましょう。取り外しや再配置もできるため、レイアウトの変更にも柔軟に対応できます。

配線カバー例

■隠し配線でスッキリ見せるテクニック

ケーブルカバーや配線モールを使用することで、配線を隠し、空間をすっきりと見せることができます。特に目立つ場所には、周りと馴染む目立たない色のカバーを使用すると効果的です。また見た目だけでなく、ケーブルを保護する役割もあり、安全性も向上します。壁用や床用、素材も様々な種類があるので、用途に合わせて選んでください。

マルチタップ例

■マルチタップと電源管理のコツ

USBポート付きのマルチタップを活用することで、アダプターが不要になり、見た目がすっきりします。また配線を集中管理できるので、電力の管理も容易になります。適切な電源管理を行うことで、電力トラブルを未然に防ぎ、安心して業務に専念できる環境を整えることができます。

無線LAN

■ネットワークの無線化

環境改善の機会にLANケーブルの無線化も検討してみてください。最近では多くのデバイスがケーブル不要で接続できるようになっています。配線の量を大幅に削減できるだけでなく、席の移動やレイアウト変更も容易になり、スマートオフィスの構築にも貢献します。ただし、通信速度やセキュリティ面に問題が発生する場合がありますので、必ず専門業者に相談しましょう。

■モジュール家具による配線隠し

モジュールを備えたオフィス家具を使用すると、配線を視界から綺麗に隠すことができます。これにより、オフィス全体の美観を向上させることが可能です。オフィスのテーマやカラーに合わせた家具を選べば、統一感を出すこともでき、プロフェッショナルな印象を与えます。

■配線処理はアイデア次第

石黒製作所では、様々なタイプの配線パーツを取り扱っています。一部ご紹介します。

配線用グロメット
デスク下配線例
会議室での配線処理

■豊富なラインナップ!コンセントユニット

コンセントユニット案内
綺麗なオフィスを維持

■OAフロアへの変更も

OAフロアとは「Office(オフィス)・automation(オートメーション)・floor(フロア)」のことで、床下に配線のスペースを設けた二重構造の床のこと。配線類を全て床下に隠せるので、見栄えが劇的に改善します。大規模な工事になるので、オフィス移転や改修の際におすすめです。

■定期的な改善で快適なオフィスを維持

定期的な見直しと改善で、配線トラブルを未然に防ぎ、業務の効率と安全性を高めます。必要最低限のケーブルを使用し、管理しやすい状態を維持することが重要です。必要なときに困らないよう、普段からチェックしましょう。

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